ほんとうに新月だった

ばびちゃんと電話で話してねむったら金縛りに何回もあった

ものすごい強烈で

なんとか逃れようと目をあけると

窓の向こうの電線から火花が散った

金縛りがパワフル過ぎて わたしを通過してわたしの目からエネルギーみたいなものが飛び出す為 わたしの視線の先にあるものが爆発してしまうからだった

やばい 火事になっちゃう

目も開けられない

もがき続けていたら

一瞬ゆるんだので その隙に一気に起きて金縛りから逃れた

こりゃひとりじゃだめだと

リダイヤルでばびちゃんに電話した

ばびちゃんは三茶のひつじスタジオで録音中で忙しかった

ひつじスタジオのその一室はガラス張りで中が全部 絵で かわいかった

すぐに誰かに電話を代わった

出たのは池田くんだった

鹿児島から東京に行ってるらしい

池田くんに説明して とにかく

ひとりじゃまた難しいから電話したと

話すと

俺は金縛りにあったら相手の腕をとって投げ飛ばすと言った

や 触るのかい!触れるのかい⁈

凄すぎる わたしにはハードすぎる

そうなんだ…とだまるわたしに

池田くんは

言うても

そりゃあれやな

新月

新月で荒れてんだよ

新月と暦も見ずに言える池田くんはさすがの鋭さで

そっか と納得しつつも

こわかったわたしは

だけどー!だけどー!火花がー!

と言ってしまうのを

だから新月だからだよ

の一発でおさめられ

そっか!と

理由が分かって安心した

すると外が騒がしい

いつの間にか朝が来ていて

たくさんの人がうちの方へ登ってくる

えー!今日草刈りかなんかだった?

とびっくりして

電話の池田くんにちょっとまってねといって

窓を開けて女の人にきく

女の人はオバQに似ていた

今日なんかあるんですか?

…くんが飛ぶんです

え?sonくん?天草で?

いや スンくんです

へ〜

スンくんってだれ?と思いながらそうなんですね

と窓をしめた

窓はなぜかくるくる回す

車のまどだった

スンくんらしき人は空色のツナギを着て白いヘルメットをかぶりデカイ羽をつけている 後ろにはヘリコプター

取り囲む人々が拍手していた

電話の池田くんにだいじょぶだったーと戻ると おまえのいまの嘘くさい話し方はなんなんだ!と叱られた

説明したかったけど まだ町の人がいて聞き耳を立てているので話し辛く

叱られたままになった

池田くんはまぁいいけど といって

別の話をしていたら電話がとぎれた

あれ?っと思ったら受話器がない

しゃべりながら目が覚めた

ゆめだった

あ〜 こわかったけど

ゆめでよかった〜

新月か〜 ホッとした〜

とおもって またねた

神奈川県の小さな港町

中華風の鳥居をくぐると

中央の奥に神社

右手に団地

左手に建増しを重ねたために入り組んだ低いビル

そのビルの入口から階段で2階に上がると1フロア広々とひつじスタジオがあった

ほんとだ〜!神社の中にあるんだね!

学校の教室みたいに一面は窓で

窓の向こうには海がみえた

港は晴れてて 海が遠くまで

キラキラ光っていた

ばびちゃんは海を見ながら

仕事したり音楽つくったりする

疲れたら海で休憩

ここを選んだんだな〜

よくみつけたね いいねぇ

わたしは海の写真を撮った

ひつじスタジオがここにきた時

町の人が総勢でお祝いしてくれたそう

階段を下りて また鳥居をくぐり

神社を出てすぐ左に行くと

商店街の入口

門はまた中華風でこちらはド派手でカラフル かわいい

小さな商店街の左手3軒目あたり

隠れひつじスタジオがある

ミュージシャンや作り手のたまり場的な所で 作業をしたり 会議をしたり 集まるところ

なんでも好きなものが置いてある

ばびちゃんは最近ビンテージものに少しはまっていて オークションで買ってきたかっこいい冷蔵庫が

現役で動いていた

その他 巨大な蓄音機のような形をした古いライターの販売機 タバコじゃなくてライター ライターにはそれぞれメンバーの名前が書いてあった

通りに出るとばびちゃんと数人が撮影していた 何か手伝うよ〜と言おうとしたら撮影が始まっちゃったのであわてて離れ また部屋にもどった

よくみると 壊れた冷蔵庫に電球が入って照明になっていたり オブジェとして置いてあったり とにかく冷蔵庫がいっぱいあった

みんなが撮影から帰ってくる間にお茶でもいれようかと思ってたら

いろんな人が集まってきて

宴会ちっくになった

なんかおもしろい家族がいて

話していたら 千倉から天草へ引っ越してきたというので

わたし千倉出身だよ〜あら〜と

親近感がわく

彼らは天草に来る前に熊本でレモンと葉物野菜の職業訓練を受けたそうで

レモンは作るといっていた

神奈川にいるはずなのに

天草とごっちゃになったけど

ばびちゃんたちが撮影からもどってきて 神奈川になった

ばびちゃんはそのユニットのメンバーでプロデュースもしているので

予定がつまっていた

あれ?ひつじスタジオ三茶じゃなかったっけ?と聞いたら

こっち(神奈川)はたまにしかこないといっていた

ひつじスタジオ神奈川支店

みんながわいわい騒がしい中

メガネの子が時間調整をしている

今日は知り合いのバンド何組かライヴがあるらしい

ばびちゃんは聞いてなかったよ〜聞いてたらもうちょい考えたけど

今日はもうしんどいから帰る と

あ〜 電話だけでもいれとこっかな と

そっか〜 なんかわいわいしてる中

今日はみつ以外にも帰ってきてる人が何人かいて横浜で

ライヴがあるらしいと

説明してくれた

わたしは透明の一升瓶を洗って

持って帰ろうとIKEAの袋に入れようとしたら瓶の底が割れて抜けていた

あぶないけど 包むものもない

しょうがないなぁと

気をつけて帰ろうとおもった

高校生の女の子が2人やってきた

彼らのファンらしく ステッカー貼りを頼まれて喜んで出て行った

もうすぐ17じになろうとしていた

その先のセブンイレブンは18じで閉まるらしい

袋を貰うならそこに行くしかない

わいわいガヤガヤ

季節はカラッとした真夏だった

なんとなく

目が覚めた

ゆめ2本立て

後で調べたらほんとうに新月だった


午後

三茶のひつじスタジオから

マイクが届いた

喜びと緊張でゾワゾワする

枕本トクロウ氏 ありがとう!!!

広告

すみちゃん

7月後半、突然の鼻水洪水から ずっと 空咳と鼻水が続いていた。

鼻水が前(鼻の穴)から出ず気管に下りしてまうので、横になるとたまり

それを吐き出そうとする咳で夜は眠れない。

今月に入り、だるい日々。

たるんでいると焦ったら、それは、風邪だった。

レンコン生絞り汁と梅醤番茶、薪風呂に浸かるも、微熱続き。

咳でやっぱり夜は眠れない。だるくすっきりおわらない風邪。

だけど、その日がやってきたのでひとまず風邪は無視した。

東京から、すみちゃんがやってきた。

(焼酎の品揃えに大興奮のすみちゃん)

すみちゃんは、15年くらい前からALASKA.を聴きにきてくれている人。

ちょうど仕事で久留米にきたので、残りの休日に会いにきてくれた。

すみちゃんは、ライヴに来てくれる。でも

ライヴのときは、おわってからしかはなせないから、あんまりゆっくりした時間がない。

だけど、わたしはすみちゃんに絶大なる信頼と尊敬を持っている。

すみちゃんは、観音菩薩さんみたいな空気をかもしだす。

でも、すみちゃんは ただ すみちゃんをやっているだけである。

そんなに知らないけど、わたしはすみちゃんがすき。

だから、すみちゃんが来るといったら 断らないと決めていた。

そして、すみちゃんは天草まで来た。

2泊3日。

海に行って、家でくつろいで、たくさん話して たのしかった。

下田温泉によったら偶然親方に会って、立派な伊勢エビを持たせてくれた。

生まれて初めて生きている伊勢エビをさばいた。

切った後も身がプリプリと動いていた。

頭と殻は味噌汁にした。

一人だったら、ドキドキに苛まれて

こんなに真剣においしくしようと思えなかったかもしれない。

でも、おいしかった。

野菜屑を埋めに畑にいったら、すみちゃんが地面に散らばる栗をみつけた。

ピカピカの栗がたくさんおちていた。

メリーのお墓の所の木が山栗だったことが分かり、

そのピカピカの栗を拾って栗ごはんにした。

おいしかった。

帰る前日の夜というかほぼ朝方、すみちゃんに感謝を込めてうたいまくった。

すみちゃんは、わたしももう持っていない程古い外国でのALASKA.ライヴ音源まで愛聴していた。

うれしくて感動した。

すみちゃんは、お客さんかもしれない。

でも、わたしには特別な人。

ALASKA.の活動は、かれこれ20年以上になるけど波がある。

ママの病気の看病や、自身の気が落ち込みすぎた時などは休んできた。

又、今も作業に明け暮れて活動としては下火である。

作曲はいつもしていても、そのブランクから活動再開する時はすごく大変なのだが

何事もなかったかの様に、ダイレクトメールもしてないのに

すみちゃんはひょっこり来てくれる。

ききたかったんだよ~って。

わたしがどんなに不安でも

なにがあっても

きいてくれるひとがいる。

ききたいとおもってくれるひとがいる。

歌い手として

そんな素敵な人がいてくれるなんて

わたしはなんて幸運なんだろう。

この作業中の天草のSTUDIOにきても

たのしそうに満喫してくれる。

ありがとう。

わたし

作って

うたっていくからね。

これからもよろしくね。

次回は、ケンヤやタタラちゃんや御一行であそびにきてね。

すみちゃんをバス停まで送って

漸く、発熱した。

月末月始に遠出するので、念のため病院に行ってみたけど

久々の病院はちょーてきとーで質問には一切答えてくれなかった。

質問する人がいないのだろうか?医師や薬剤師は怪訝な顔で薬の効能のみを述べたが、それはプリントに書いてあるので読めば分かる事であり又、残念ながら質問に対する答えではなかった。

仕方がないのであきらめた。

お金の無駄遣いだったかもしれない。

一応、薬はもらったけど、飲む前にもうすぐ治りそうです。

すみちゃんは、多分、わたしを調律しにきてくれたんだと思う。

すみちゃん

ありがとう。

たのしかった黒木タクシー

01/21
FMK 黒木タクシー 初乗車
みなさまどうもありがとうございました

緊張してうまくしゃべりきらんことがおおかったけど

とてもたのしかったです

千葉と東京にいる家族は みんなでradikoに登録してくれて

連絡をとりあいながらきいてくれて

よろこんでくれました

当日は 親方とのぐちさんが福岡まで展示会に連れて行ってくれて

18:30はまだバスの中でした

親方は前日に小型ラジオを買いに行ってくれてて

みんなで聞こうとしたら バスの中では電波が入らず

バスの運転手さんに頼んでバスのラジオで流してもらって

みんなでききました

山やトンネルでは電波が途切れてきこえたりきこえなかったりしながら

親方ものぐちさんもよろこんでくれました

大家さんのあきのりさんも家族できいてくれて

お孫さんのターボーはラジオに指差してみっちゃん!とよんでいたそうです

ご近所のにたさんもご夫婦できいてくださり

また乗ってきてね!と

カセットテープに録音してプレゼントしてくださいました

山都町のだいすきなパン屋さんがメッセージをくれたり

いろんな方がよろこんでくれました

それが とてもうれしかったです

もっと元気にしゃべったらよかったなぁとか

もっとくわしくはなしたらよかったなとかおもったけど

妹のひーちゃんが いつもでんわでしゃべってるときのおねーちゃんと

かわらなかったよ といっていたのでそっかとおもって

ふつうのわたしなんだろうなとおもいました

いろんなわたしがいるんだなとおもうと

おもしろいです

きいてくださったみなさま

FMK 黒木タクシー 黒木さん 麻生さん そして 森さん

ほんとうにどうもありがとうございました

ひさしぶりにラジオをきいて

たのしいなとおもって

ラジオをきくようになりました

おたのしみ ありがとうございます

よかったら天草にもあそびにきてくださいね

 

 

image

radio

あした
01/21 土曜日 18:30 〜

◎ ラジオに出演します ◎

fm熊本  FMK 77.4MHz『 黒木タクシー』
http://kuroki-taxi.hatenablog.com/entry/2017/01/15/142729

タクシーの運転手さんに扮する黒木よしひろさんと
乗車大緊張で手に汗かきながらおはなししてきました
途中からほんとうにタクシーに乗ってる気分になってしまい
話し終わったらスタジオにいたからおもしろかったです
黒木さんはとてもすてきな方で おはなしできてよかったです

あと
もういつぶりかわからないほどおヒサビサのスタジオはたのしくて
でっかいオープンリールの機械や
でっかい立派なレコードプレーヤーもたくさんあって
むかしのものっぽい機械とあたらしいっぽい機械がいっぱいでたのしくて
ついわくわくしてしまい
時間があったらずっと見学していたかったし
音をきいてみたかった

ラジオは
どんなふうにきこえるんだろう
だいじょぶだったかしら
ドキドキするけど
おたのしみです
みなさまよかったらぜひ きいてみてくださいね

この機会を下さった
黒木さん 麻生さん そして 写真家の森さん
ほんとうにどうもありがとうございます

みなさま どうぞよろしくおねがいします

0112fmk